E-School☆ブログ

とうとう寒さが本格化してきました。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

体調に気を付けて毎日の勉強、部活などをがんばりましょう!

さて、「英単語が覚えられない」「何回書いてもすぐ忘れてしまう」
このように思っている生徒さんはいませんか?

でも覚えられない一番の理由は、英単語を丸暗記しようとしていることかもしれません。

 

英単語を分解してみると、接頭辞接尾辞というような、小さな意味のかたまりに分けることができます。
英単語は、このような小さな意味のかたまりを組み合わせることによってできている場合がほとんどです。

 

だからこそ、
英単語を分解して覚えると、英単語の暗記がとても楽になります!

読み進めるほど少しずつレベルが上がるように書いているので、
英語に対して苦手意識のある生徒さんも安心して読んでください!

 

 

単語は分解できる!

まずは簡単な例から紹介します!

✔ review(見直す)
re(もう一度)+ view(見る)

✔ return(戻る)
re(元へ)+ turn(曲がる/向きを変える)

✔ understand(理解する)
under(下に)+ stand(立つ)

どれも中学英語で習う基本単語ですが、丸暗記しようとすると難しい文字列ですよね。
まずは上記のように、英単語を意味の区切りで分けることができることを知ってください!

 

 

接頭辞(前につくパーツ)で意味がわかる

中学生までに習う単語を例にしました。
皆さんが良く目にするこれらの単語は、接頭辞をもつ単語です。

 

◆ よく出る接頭辞

●un-(反対・否定)
 unhappy, unlock, unsafe

 

●re-(再び/元に)
 return, review

 

●pre-(前に)
 prepare, preview

 

●dis-(反対に/離れて)
 dislike, disagree, disappear

 

このように英単語全体のうち、接頭辞を見るだけで意味の方向がわかるようになります

 

 

 

接尾辞(後ろのパーツ)で性質がわかる

こちらも中学生範囲の単語を例にしてみました。

◆ よく出る接尾辞

●-er(〜する人/もの)
 teacher, player, singer

 

●ful(〜でいっぱい)
 beautiful, helpful

 

●less(〜がない)
 careless, useless

 

●able(〜できる)
 usable, likeable

 

このように、接尾辞(単語の後ろの文字列)で性質や意味がわかる単語はたくさんあります!

 

 

 

英単語の「意味のかたまり」を見る

中学生までに習う単語を用いて、英単語を分解して、分解したものから意味をイメージする例を挙げてみました!

✔ important(大事な)
im(中へ)+ port(運ぶ)
→ 大事なものを「中に運び入れる」
→ important

✔ before(〜の前に)
be(状態)+ fore(前)
→ 時間や順番が 「前に」 ある

✔ homework(宿題)
home(家)+ work(仕事)
→ 家でする仕事 = 宿題

✔ afternoon(午後)
after(あとに)+ noon(正午)
→ 正午のあと
→ 午後

語源を知ることで丸暗記量を減らそう!

語源を知ることで、英単語を丸暗記しなくてよくなる場合もあります!

◆ 中学生でも覚えやすい語源3つ

① tele(遠く)

  • telephone(電話)
  • television(テレビ)
    → 遠くに伝える/遠くの映像を見る

② auto(自動)

  • auto+mobile → automobile(車)
  • automatic(自動の)
    → 自分で動く

③ photo(光)

  • photograph(写真)
  • photosynthesis(光合成)

語源を知ることだけでも全く知らない単語の意味の推測ができるようになります。
このような語源は、初めからだれもが知っているものではなく、
英単語の語彙が増えていくうちになんとなく身につくものです!
焦らずにコツコツ英単語を覚えていきましょう!

 

 

 

【応用】知らない単語の意味を「推測」できるようになる

接頭辞+接尾辞+簡単な語源
を知ると、知らない単語でも「なんとなく意味」がわかるようになります!
以下に例を出すので、意味を推測する練習をしてみましょう!

 

 

問題 ①~②の英単語の意味を推測してみよう!
①impossible
②preview

 

 

 

解答を確認してみましょう!

impossible
im(否定)+ possible(可能)
→ 不可能

preview
pre(前に)+ view(見る)
→ 先に見る

どのくらい推測できましたか?
はじめはなかなか難しいですが、経験を積んでいくうちに
だんだんと英単語を分解した小さいかたまりの解像度が上がっていきます!
知らない英単語に出会ったときに、すぐに調べてしまうのではなく、少し意味を推測してみると良いでしょう!

 

 

まとめ

英単語は、何度も書いたり、見返したりしているだけでは、丸暗記をしているようなもので、効率が良くありません。
分解して意味のかたまりで覚える方法 を使えば、丸暗記の量を減らすことができます!
英単語以外にも覚えることがたくさんある皆さんが、少しでも楽になることができればうれしいです!

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