
テストが返ってきたとき、生徒のみなさんはどんな気持ちになりますか?
「やった!点数が上がってた!」「志望校判定が全然ダメだった…」
点数や志望校判定に一喜一憂するのは自然なことですが、本当に大切なのはそのあとです。
テストの目的は「今の自分の理解度を知ること」です。
点数そのものよりも、そこから何を学び、どう次に生かすかが未来を左右します。
今回は、「テストをうまく活用できているか?」をテーマに、受験を控えたみなさんにぜひ考えてほしいことをお話しします。
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点数だけを見て終わっていないか
テストが返却されると、まず気になって見るのは点数ですよね。
しかし、点数だけを見て答案をしまい込むのはNGです!
たとえば80点を取ったとしても、「なぜ20点分落としたのか」がわからなければ、
次回も同じミスを繰り返すことになってしまいます。
また、たとえ50点だったとしても、「何が理解できていて、どこでつまずいたか」がわかれば、
それは「価値のある50点」になるのです。
点数にとらわれず、「自分の現状を知る資料」として答案を見直すことが最も重要な作業です。
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テストは復習が大切!
テストは終わった時点ではまだ「未完成」です。
間違えた問題を復習し、理解して初めてテストは意味を持ちます。
「テストを受けて、結果さえわかればよい」と考えてしまう生徒さんも多いと思いますがが、
それだけではテストを受けている時間も労力ももったいない!
「このミスを、繰り返さないようにするにはどうすれば良いのだろうか?」とテスト後に、
すぐに考えることがこの先重要になってきます。
間違えた問題を解き直し、教科書やノートを読み返すことで、
記憶は深まり、実力が定着していきます。
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「次に活かす」視点を持とう
テストで大切になるものは、「結果」ではなく「復習」です。
復習を通して、自分の苦手分野や勘違いポイントを見つけることができます。
それらをノートにまとめたり、類題で再確認したりすることで、
勉強の穴を一つひとつ埋めていく作業ができます。
特に受験生にとっては、模試や定期テストは「本番の練習試合」であると思っていて問題ないでしょう。
試合後に振り返りをしないチームが強くなれないのと同じで、
テストの復習なくして実力アップはありえません!
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テストは「受ける」だけでは意味がない!
間違いから学ぶことこそが、テストの最大の利用価値です。
返却されたら「お宝探し」のつもりで答案をチェックして、自分の弱点を見つけましょう。
復習こそが、成績を伸ばす最短ルートです!
これからのテストを「やりっぱなし」にしないでください!
「活かしきる」ものにして、受験に向けて本物の力を積み上げていきましょう!
勉強を教えることはもちろん、生徒さん自身がやる気、モチベーションを高めるためのお手伝いをすることも、E-School☆の役目です!!
少しでも悩んでいることがあれば、メッセージなどでお気軽に相談してくださいね!
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