年末を迎え、もうすぐ新しい年が始まります。
冬休み中の今こそ、落ち着いて新年の目標と学習計画を立てる絶好のタイミングです。今回は、実際に達成できる目標の立て方と、効果的な学習計画の作り方をご紹介します。
「なんとなく」の目標では続かない理由

年の初めに「勉強を頑張る」「成績を上げる」「志望校に合格する」といった目標を立てる生徒は多いです。
しかし、2月、3月になると、多くの人がその目標を忘れてしまったり、挫折してしまったりします。なぜでしょうか?
それは、目標が漠然としすぎているからです。「頑張る」といっても、何をどれだけやれば「頑張った」ことになるのかが分かりません。「成績を上げる」といっても、どの科目を何点上げるのか、そのために何をするのかが明確でないと、具体的な行動に移せないのです。
目標を達成するには、「何を」「いつまでに」「どのように」「どれくらい」を明確にすることが不可欠です。
達成できる目標の立て方 – SMART法則

効果的な目標設定には「SMART」という考え方が役立ちます。
- Specific(具体的): 「英語を頑張る」ではなく「英単語を覚える」
- Measurable(測定可能): 「たくさん覚える」ではなく「500個覚える」
- Achievable(達成可能): 現実的に到達できる目標にする
- Relevant(関連性がある): 自分の目的に合った目標にする
- Time-bound(期限がある): 「いつか」ではなく「3月末までに」
例えば「3月末までに英単語を500個覚えて、学年末テストで80点以上を取る」という目標なら、何をすべきか明確で、達成できたかどうかも判断できます。
また、大きな目標は必ず小さなステップに分けましょう。「志望校合格」という大目標があるなら、「毎月の模試で偏差値を1ずつ上げる」「1月は数学の関数問題を完璧にする」「2月は英語の長文読解の正答率を80%にする」など、月単位、週単位の小目標に落とし込むのです。小さな達成感を積み重ねることで、モチベーションを保ちやすくなります。
冬休みを使って学習計画を立てよう

目標が決まったら、次は具体的な学習計画です。この冬休み期間を利用して、じっくり計画を練りましょう。
まず、1週間のスケジュールを見直して、実際に勉強できる時間を洗い出してください。学校がある平日、部活がある日、習い事がある日など、曜日ごとに確保できる時間は異なるはずです。「理想」ではなく「現実的な」時間を基に計画を立てることが、続けるコツです。
例えば、平日は2時間、土曜は3時間、日曜は4時間で週15時間勉強すると決めたら、次は科目ごとに時間を配分します。苦手科目にやや多めの時間を割り当てつつ、得意科目も維持するためのバランスが大切です。数学4時間、英語4時間、国語3時間、理科2時間、社会2時間といった具合です。
さらに、週単位で「何を学ぶか」も決めておきましょう。「今週は二次関数の応用問題」「来週は英文法の関係代名詞」など、具体的な学習内容を設定すると、勉強の見通しが立ちやすくなります。
ただし、計画は「完璧」を目指さないことも重要です。予期せぬ用事や体調不良もあります。週に1日は予備日を作っておいたり、「計画の7割達成できればOK」という気持ちで臨むと、計画倒れを防げます。
継続のための3つの工夫

計画を立てたら、以下の工夫で継続しやすくしましょう。
- 学習記録をつける
毎日、何時間勉強したか、どの分野を学んだか、理解度はどうだったかを記録します。スマホのアプリでも、ノートでも構いません。記録を見返すことで、自分の成長が実感でき、モチベーションにつながります。 - 定期的に見直す
月に一度は目標と計画を見直す時間を作りましょう。うまくいっていることは続け、難しいところは調整する柔軟性が、長く続けるコツです。
仲間と共有する: 友達や家族に目標を宣言したり、塾の先生に相談したりすることで、サポートを得られ、責任感も生まれます。
今すぐ始めよう

年末年始の時間を使って、しっかりと新年の目標を立て、充実した1年のスタートを切りましょう。完璧な計画でなくても大丈夫です。まずは紙に書き出してみることから始めてください。その一歩が、あなたの成長への第一歩になります。
当塾でも、新年の学習計画づくりをサポートしています。ぜひお気軽にご相談ください。皆さんの目標達成を全力で応援します!









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