
こんにちは!
今回は、英語の長文読解においてとても重要な「接続詞」について解説していこうと思います!
実は、「接続詞」に注目するだけで、英語長文の読みやすさが全然変わってくるんです。
そもそも「接続詞」って何?
英語に苦手意識のある方も多いと思うので、まずは日本語で考えてみましょう。
次の文章を読んでみてください。
私はサッカーが好きです。しかし、弟は野球が好きです。
どうですか?読みやすいですよね。
ここで使われている「しかし」が、前後の文の関係(対立)を教えてくれているからです。
でも、もし接続詞をなくしてみたら…
私はサッカーが好きです。弟は野球が好きです。
意味はわかるけれど、「え?それで、何が言いたいの?」となる人も多いはずです。
前後の文のつながりが見えないと、文章全体の意味がつかみにくくなりますよね。
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英語でも同じ!接続詞が文章全体の流れをつかむカギ
英語でも、日本語と同じように接続詞が「前後の文の関係」を教えてくれます。
例えば、
I like soccer. However, my brother likes baseball.
この「However」があることで、「あ、対立してるんだな」とすぐに分かります。
他にも、よく出てくる英語の接続詞にはこんなものがあります:
接続詞 | 意味 | 使い方のイメージ |
and | そして | 情報の追加 |
but | しかし | 対立・逆のこと |
because | なぜなら | 理由 |
so | だから | 結果 |
although | ~だけれども | 譲歩(意外な事実) |
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接続詞を探すだけで長文が読みやすくなる!
英語の長文を読むとき、まず接続詞をチェックしてみてください。
例えば、次のような英文があったら…
He studied very hard. As a result, he passed the exam.
「As a result(その結果)」のおかげで、「前の文が原因で、次の文が結果なんだな」と理解しやすくなります。
文章が長くなっても、接続詞を見つければ、「何の話をしているのか」「どういう流れなのか」が分かって、
読むスピードも上がります!!
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練習問題に挑戦!
前後の文のつながりを考えて問題を解いてみましょう!!
4つの選択肢 A. and / B. but / C. because / D. so / E. although のうち最も適切なものを選びなさい。
1. I was very tired, ( ) I went to bed early.
2. She didn’t study hard, ( ) she failed the test.
3. My brother likes video games, ( ) I prefer reading books.
4. He was sick ( ) he didn’t come to school today.
5. I like cats, ( ) I like dogs.
6. ( ) it was raining, they played soccer outside.
答えとポイント解説:
1. D. so
→とても疲れていた(だから)早く寝た:結果の関係
2. D. so
→あまり勉強しなかった(だから)テストに落ちた:結果の関係
3. B. but
→弟はゲームが好き(でも)私は読書が好き:対比・逆接
4. C. because
→病気だった(だから)来なかった:理由
5. A. and
→猫が好き(そして)犬も好き:追加
6. E. although
→雨が降っていた(けれども)外でサッカーをした
→普通は「雨ならやらないはず」だから、予想外の行動を表す「although」が当てはまる。
まとめ
- 接続詞は「文と文の関係」を教えてくれる
- 接続詞があると文章全体の流れがわかりやすくなる
英語長文で迷子にならないために、接続詞に注目し、
文章全体の流れをつかみましょう!
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