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みなさん、こんにちは!
突然ですが、みなさんは「ビタミンC」と聞くと、何を思い浮かべますか?

レモン?風邪予防?
それとも、すっぱい味でしょうか?

ビタミンCは、わたしたちの体にとってとても大切な栄養素です。
しかし、「なぜ必要なのか」「どんな性質をもっているのか」まで考えたことがある人は、
あまり多くないかもしれません。

実は、ビタミンCの中には、体を守るしくみや、化学の面白いはたらきがかくれています。

今回は、

・ビタミンCとはどんなものか
・体の中でどんな役割をしているのか
・実験でどんなことがわかるのか

を、わかりやすく紹介していきます。

ビタミンCってどんなもの?

ビタミンCは、正式には「アスコルビン酸」といいます。

水にとけやすい性質をもつ「水溶性ビタミン」の一つです。

レモンやいちご、キウイ、ブロッコリーなどの野菜や果物に多くふくまれています。

人間の体は、ビタミンCを自分で作ることができません。そのため、食べ物から毎日とる必要があります。

ビタミンCはとてもデリケートな栄養素で、

・水にとけやすい
・熱に弱い
・空気にふれるとこわれやすい

という性質があります。

そのため、野菜を長時間水にさらしたり、長くゆでたりすると、せっかくのビタミンCが減ってしまいます。

ビタミンCの効果

ビタミンCには、体を健康に保つための大切なはたらきがあります。ここでは、主な効果を紹介します。

① 体の組み立てを助ける

ビタミンCは、「コラーゲン」という物質を作るときに必要です。

コラーゲンは、皮ふ・血管・骨・歯ぐきなどを作る材料になる、とても重要なたんぱく質です。
ビタミンCが不足すると、これらの組織が弱くなってしまいます。

② 体を酸化(さび)から守る

私たちの体の中では、呼吸をしたり運動をしたりするだけでも「活性酸素」という物質が生まれます。
また、紫外線や強いストレスなども、活性酸素を増やす原因になります。

活性酸素は体にとって必要なはたらきもありますが、増えすぎると細胞を傷つけることがあります。

ビタミンCには「抗酸化作用」があり、活性酸素によるダメージをおさえるはたらきがあります。
そのため、体を守るサポート役として重要です。

③ 免疫との関係

ビタミンCは、免疫細胞のはたらきを助けることがわかっています。

そのため、体調管理に役立つ栄養素の一つとされています。

ただし、ビタミンCをとれば必ず風邪をひかなくなる、というわけではありません。
研究では、風邪の期間をわずかに短くする可能性があることが示されていますが、
予防効果については状況によって差があります。

④ 不足するとどうなる?

ビタミンCが長期間不足すると、「壊血病(かいけつびょう)」という病気になります。

昔、大航海時代の船乗りたちは、新鮮な野菜や果物を長期間食べられなかったため、この病気にかかることがありました。

現在では、バランスのよい食事をしていれば、壊血病になることはほとんどありません。

アスコルビン酸を使った実験

ビタミンC(アスコルビン酸)は、目に見えないけれど、実験でそのはたらきを確かめることができます。

■ 実験:ヨウ素溶液でビタミンCを調べよう

ヨウ素溶液は、でんぷんにふれると青むらさき色に変わります。

しかし、ビタミンCがあると、ヨウ素の色が消えてしまいます。

なぜでしょう?

それは、ビタミンCに「還元作用(かんげんさよう)」があるからです。
「還元」は高校生で習う少し難しい言葉ですが、
つまり、ビタミンCは、ほかの物質が酸化するのを防ぐかわりに、自分が先に反応するのです。

この性質を使えば、

・どのジュースにビタミンCが多いか
・加熱するとどれくらい減るか

を比べることもできます。

また、りんごの切り口にレモン汁をぬると、茶色くなりにくくなるのも、ビタミンCの抗酸化作用によるものです。

身近な食べ物の中に、化学のしくみがかくれているのです。

さいごに

毎日の食事や身近な食べ物の中には、理科の学びにつながるヒントがたくさんあります。

「どうして?」「なぜだろう?」と考えることが、学びの第一歩です。

さまざまなことに関心を持ち、自分で調べ学習を行うことで、正しい知識を楽しく身につけていきましょう!

これから食事をするとき、ぜひビタミンCのことを思い出してみてくださいね。

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